「オンワードって、そもそもどんな会社なの?」 「オンワード樫山とは何が違うの?」 「どんなブランドを展開しているの?」 「自分の年代には、どのブランドが合うんだろう?」
検索してみたものの、情報が会社のホームページやブランドサイトに分散していて、結局よく分からなかったという方もいるかもしれません。
この記事では、オンワードという会社の基本情報から、代表的なブランドの特徴、そして年代別のおすすめブランドまで、初めての方にも分かりやすく整理して解説します。読み終える頃には、自分に合うブランドの探し方がイメージできるはずです。

オンワードとは?どんな会社?
オンワードの会社概要
まず、オンワードという会社の基本情報を押さえておきましょう。
正式名称は「株式会社オンワードホールディングス」で、東京都中央区日本橋に本社を置いています。ルーツは1927年に大阪で創業した衣料品店にさかのぼり、長い歴史を持つ日本のアパレル企業です。現在は東京証券取引所プライム市場に上場しており、日本を代表する総合アパレルグループのひとつに数えられています。
事業内容は、ファッション関連事業を中心に、ウェルネス関連事業やコーポレートデザイン関連事業なども手がける持株会社としての経営管理です。つまりオンワードホールディングスは、複数のブランドや事業会社を束ねる「グループの本部」のような役割を担っています。
ポイント オンワードは1927年創業、東京・日本橋に本社を置く東証プライム上場企業です。ファッションを中心に複数の事業を展開する持株会社という位置づけです。
オンワード樫山との違い
「オンワード」と「オンワード樫山」、名前が似ているため混同しやすいポイントです。ここで整理しておきましょう。
もともとは「株式会社オンワード樫山」という一つの会社でしたが、2007年に純粋持株会社体制へ移行し、グループ全体を統括する「株式会社オンワードホールディングス」が誕生しました。それと同時に、実際にブランドの企画や販売を担う事業会社として、新たに「株式会社オンワード樫山」が設立されています。
簡単に言えば、以下のような関係です。
- オンワードホールディングス:グループ全体を統括する持株会社
- オンワード樫山:実際にブランドを企画・販売する事業会社(グループの中核会社)
普段、私たちが百貨店やファッションビルで目にする「23区」や「自由区」といったブランドは、オンワード樫山が展開しているブランドということになります。
ポイント オンワードホールディングスは「グループ全体の運営会社」、オンワード樫山は「実際にブランドを展開する事業会社」という役割分担になっています。
オンワードが人気の理由
なぜオンワードのブランドは、長年にわたって多くの人に支持されているのでしょうか。理由として、次のような点が挙げられます。
- 素材選びや縫製にこだわった品質の高さ
- トレンドに左右されすぎず、長く着られるデザイン
- 百貨店ブランドとして培われてきた信頼感
- 10代後半から70代まで、幅広い年代に対応したブランド展開
- オフィスシーンからオフの日まで使いやすいアイテムの多さ
流行を追いすぎないデザインが多いため、「毎シーズン買い替える」というより「一枚を長く着る」スタイルに向いているブランドが多いのも特徴です。
ポイント オンワードの魅力は、品質の高さと年代を問わない幅広いブランド展開、そしてオン・オフどちらにも使いやすいラインナップにあります。
オンワードにはどんなブランドがある?
オンワードグループには、コンセプトの異なる数多くのブランドがあります。まずは代表的なブランドを一覧表で確認してみましょう。
| ブランド名 | おすすめ年代の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 23区 | 30代〜50代 | 都会的で上質、オフィスカジュアルの定番 |
| 自由区 | 30代〜50代 | ナチュラルで上品、程よい抜け感 |
| 組曲 | 20代後半〜30代 | 上品なカジュアル、主力ブランドの一つ |
| any SiS | 20代〜30代 | 華やかでトレンド感のあるデザイン |
| any FAM | 20代〜30代 | シンプルで着回しやすいカジュアル |
| ICB | 30代〜40代 | モードでシャープな印象 |
| J.PRESS | 幅広い年代 | アメリカンスタイルの伝統的ブランド |
| 五大陸 | 30代〜50代(メンズ) | 上質なメンズスタイル |
| JOSEPH | 30代〜40代 | シンプルで洗練された英国発ブランド |
| UNFILO | 40代〜50代 | 大人の落ち着きを感じさせるデザイン |
| TOCCA | 20代〜40代 | フェミニンで華やかな雰囲気 |
※おすすめ年代はあくまで一般的な目安です。実際にはデザインや着こなし次第で幅広い年代の方が楽しめます。
ここから、それぞれのブランドについて詳しく見ていきましょう。
23区
「23区」は、オンワード樫山を代表する看板ブランドの一つです。都会的で上質な雰囲気を軸に、オフィスカジュアルからきちんと感のある装いまで幅広く対応しています。
- 価格帯の目安:ミドルプライス〜ややハイプライス
- おすすめ年代:30代〜50代
- 向いている人:オフィスでの着用が多く、品質と着まわしのしやすさを重視したい人
自由区
「自由区」は、ナチュラルで上品な雰囲気を大切にしたブランドです。かっちりしすぎない、程よい抜け感のあるデザインが特徴で、大人の女性の日常着として支持されています。
- 価格帯の目安:ミドルプライス
- おすすめ年代:30代〜50代
- 向いている人:きれいめでありながら、リラックス感のある服装を好む人
組曲
「組曲」は、オンワード樫山の主力ブランドの一つで、上品なカジュアルテイストが持ち味です。もともとは比較的若い層をターゲットにスタートしましたが、現在では幅広い年代のファンを持つブランドに成長しています。
- 価格帯の目安:ミドルプライス(他ブランドよりやや控えめ)
- おすすめ年代:20代後半〜30代
- 向いている人:上品さとカジュアルさのバランスを重視する人
any SiS
「any SiS」は、トレンド感のあるデザインと華やかさが魅力のブランドです。オフィスにも着ていけるきれいめアイテムから、遊び心のあるデザインまで揃っています。
- 価格帯の目安:ミドルプライス
- おすすめ年代:20代〜30代
- 向いている人:季節感やトレンドを楽しみながらおしゃれをしたい人
any FAM
「any FAM」は、シンプルで着回しやすいカジュアルアイテムを中心に展開するブランドです。デイリー使いしやすい価格帯と、シンプルなデザインが魅力です。
- 価格帯の目安:ミドル〜ややリーズナブルな価格帯
- おすすめ年代:20代〜30代
- 向いている人:普段着として気軽に取り入れられる服を探している人
ICB
「ICB」は、モードで洗練された雰囲気が特徴のブランドです。シャープなシルエットや、素材にこだわったアイテムが多く、個性を大切にしたい人に向いています。
- 価格帯の目安:ミドル〜ハイプライス
- おすすめ年代:30代〜40代
- 向いている人:トレンドを取り入れつつ、自分らしさも表現したい人
J.PRESS
「J.PRESS」は、アメリカントラディショナルスタイルを代表するブランドです。世代を問わず愛されており、ジャケットやシャツなど定番アイテムの完成度の高さに定評があります。
- 価格帯の目安:ミドル〜ハイプライス
- おすすめ年代:幅広い年代(親子で楽しむ人も多い)
- 向いている人:トラッドで上品なスタイルを好む人、長く着られるアイテムを求める人
五大陸
「五大陸」は、上質なメンズウェアを展開するブランドです。ビジネスシーンにふさわしい落ち着いたデザインと、質の高い素材使いが特徴です。
- 価格帯の目安:ミドル〜ハイプライス
- おすすめ年代:30代〜50代
- 向いている人:ビジネスでもプライベートでも通用する、上質な服を探している男性
JOSEPH
「JOSEPH」は、英国発のブランドで、シンプルかつ洗練されたデザインが持ち味です。無駄のないラインと上質な素材感が魅力で、大人の女性から支持を集めています。
- 価格帯の目安:ミドル〜ハイプライス
- おすすめ年代:30代〜40代
- 向いている人:シンプルで質の良いアイテムを長く愛用したい人
UNFILO
「UNFILO」は、落ち着きのある大人のスタイルを提案するブランドです。上品な色使いと、体型をきれいに見せるシルエットが特徴で、年齢を重ねた女性にも取り入れやすいラインナップです。
- 価格帯の目安:ミドルプライス
- おすすめ年代:40代〜50代
- 向いている人:エレガントで落ち着いた雰囲気の服を求めている人
TOCCA
「TOCCA」は、フェミニンで華やかなデザインが特徴のブランドです。花柄やレースなど、女性らしいディテールを取り入れたアイテムが多く、特別な日のコーディネートにも活躍します。
- 価格帯の目安:ミドル〜ハイプライス
- おすすめ年代:20代〜40代
- 向いている人:華やかさや女性らしさを大切にしたい人
ポイント ブランドごとにコンセプトが異なるため、「自分がどんな雰囲気の服を求めているか」を軸に選ぶと、失敗しにくくなります。
年代別おすすめブランド
続いて、年代別におすすめのブランドを整理してみましょう。あくまで一般的な傾向であり、好みによって選び方は変わってきます。
| 年代 | おすすめブランドの例 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 20代 | any SiS、TOCCA、組曲 | トレンドや華やかさを楽しみたい人 |
| 30代 | 23区、自由区、ICB | オフィスでもプライベートでも使えるきれいめスタイルを求める人 |
| 40代 | 自由区、UNFILO、JOSEPH | 上品さと落ち着きを両立させたい人 |
| 50代以上 | UNFILO、23区、J.PRESS | 質の良さと着心地の良さを重視したい人 |
20代
20代には、トレンド感のある「any SiS」や、華やかな雰囲気の「TOCCA」がおすすめです。デイリー使いしやすい「組曲」も選択肢に入れやすいブランドです。
理由としては、比較的手に取りやすい価格帯でありながら、季節感やトレンドを楽しめるデザインが揃っているためです。オフィスでもプライベートでも活躍しやすいアイテムが多く、コーディネートの幅を広げたい人に向いています。
30代
30代には「23区」「自由区」「ICB」あたりが選ばれやすい傾向にあります。
理由は、オフィスカジュアルとしても通用する上質さと、程よいトレンド感を兼ね備えているためです。仕事とプライベートの両方で着回せるアイテムを探している人に向いています。
40代
40代には「自由区」「UNFILO」「JOSEPH」が候補になります。
これらのブランドは、落ち着いた色使いや上品なシルエットが特徴で、年齢を重ねた大人の女性が自然に着こなせるデザインが多いのが理由です。上品さと快適さを両立させたい人に向いています。
50代以上
50代以上には「UNFILO」「23区」「J.PRESS」がおすすめです。
長く着られる定番デザインと、質の良い素材使いが評価されている点が理由です。トレンドに左右されすぎず、着心地や品質を重視したい人に向いています。
ポイント 年代はあくまで目安です。実際には「どんな雰囲気の服が好きか」を優先して選ぶほうが、満足度の高いブランド選びにつながります。
オンワードの商品はどこで買える?
オンワードのブランドは、いくつかの方法で購入することができます。それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
- 百貨店:実際に試着しながら選べるのがメリット。スタッフに相談しながら購入できる安心感もありますが、店舗によって取り扱いブランドが異なる点には注意が必要です。
- 公式オンラインショップ:自宅にいながら幅広いブランド・サイズを比較できるのがメリット。試着ができない点はデメリットですが、サイズ表記や口コミを参考にすれば失敗を減らせます。
- アウトレット:型落ちシーズンの商品を比較的お得な価格で購入できるのがメリットです。ただし、サイズやカラーの選択肢が限られる場合があります。
- セール時期:シーズンの終わりなどに実施されるセールでは、通常よりも手頃な価格で購入できることがあります。人気サイズやカラーは早めに売り切れる傾向がある点は覚えておきましょう。
注意点 セールやアウトレットの実施時期・内容は時期によって変わることがあります。最新情報は公式サイトや店舗で確認するのが確実です。
オンワードはこんな人におすすめ
ここまでの内容を踏まえると、オンワードのブランドは次のような人に向いているといえます。
- 流行に左右されず、長く着られる服を探している人
- 素材や縫製など、品質を重視したい人
- シンプルで上品なデザインが好きな人
- 通勤で使えるきちんと感のある服を探している人
- 自分の年代やライフスタイルに合ったブランドを選びたい人
一つのブランドにこだわらず、シーンによって「23区はオフィス用」「TOCCAはお出かけ用」というように使い分けるのも、オンワードならではの楽しみ方です。
よくある質問(FAQ)
Q. オンワードはどこの会社? A. 正式名称は株式会社オンワードホールディングスで、東京都中央区日本橋に本社を置く、日本を代表する総合アパレルグループです。1927年創業の歴史あるアパレル企業です。
Q. オンワード樫山との違いは? A. オンワードホールディングスはグループ全体を統括する持株会社、オンワード樫山は実際にブランドを企画・販売する事業会社です。私たちが店舗で目にするブランドの多くは、オンワード樫山が展開しています。
Q. 一番人気のブランドは? A. 「23区」はオンワードを代表する看板ブランドとして高い知名度を持っています。ただし人気の感じ方は好みやシーンによって異なるため、複数のブランドを比較してみることをおすすめします。
Q. メンズブランドもありますか? A. あります。「J.PRESS」や「五大陸」など、ビジネスからカジュアルまで対応するメンズブランドを展開しています。
Q. 若い人向けブランドもありますか? A. あります。「any SiS」「TOCCA」「組曲」など、20代を中心にトレンド感を楽しめるブランドがあります。
Q. アウトレットでも買えますか? A. アウトレット店舗での取り扱いもあります。ただし、時期やブランドによって取り扱い状況が異なるため、事前に公式サイトなどで確認するのが安心です。
まとめ
最後に、この記事の内容を振り返っておきましょう。
- オンワードは1927年創業、東証プライム上場の日本を代表する総合アパレルグループであること
- オンワードホールディングスとオンワード樫山は、それぞれ「持株会社」と「事業会社」という異なる役割を担っていること
- 20代から50代以上まで、幅広い年代に対応したブランドを展開していること
- 年代やライフスタイル、好みの雰囲気に合わせてブランドを選べること
数多くのブランドがあるからこそ、「自分に合うブランドはどれだろう」と迷ってしまうこともあるかもしれません。そんなときは、この記事で紹介した年代別のおすすめや、各ブランドの特徴をぜひ参考にしてみてください。まずは気になるブランドを一つ、公式オンラインショップや店舗で実際に見てみることから始めてみましょう。


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